大阪市で戸建て売却をお考えの方の中には、ひょっとすると隣人とのトラブルに見舞われる方がいらっしゃるかもしれません。近隣の人が夜間に大音量で音楽をかけていて、睡眠の妨害になる、ペットの鳴き声がうるさい、近隣の空き家が倒壊の恐れがあるなど、トラブルの理由は色々です。こういったトラブルが原因で戸建て売却を考えられる方も少なくありませんが、思い通りに物件を売却することはできるのでしょうか。

一般的に考えれば、不安要素のある物件を買いたいと思う人はいないでしょう。売る側としてもトラブルを片付けてから売るというのが常識です。それでもトラブルが解決しないままどうしても戸建て売却をしたい時はどうすればいいのでしょうか。ここでは、よく見られる隣人トラブルやそんな特別な理由のある物件を売却する方法についてご説明します。



 

よくある隣人トラブル

隣人トラブルと言ってもその原因は色々ですが、トラブルが起こる理由で一番多いのが「音」に係わる問題です。夜間に大音量で音楽をかけていて睡眠の妨害になる、ペットの鳴き声がうるさいなど音に係わる問題でトラブルになる事例はよくあります。

これらのトラブルが発生した時でも、自ら相手にクレームを言うのは解決策としてよいとは言えません。恨みを持たれて、問題がエスカレートする可能性もあるからです。関係者以外の人に間に入ってもらって解決するのが、最善の選択だと言えます。

経年劣化した空き家も隣人トラブルのきっかけになります。中でも、古い木造の空き家は耐震基準改正前の建物も多いため、倒壊や瓦・屋根材の落下などが発生する危険性があります。「台風などで瓦礫が飛んでくる」「地震で崩れ落ちそう」といったクレームが増え、隣人トラブルに発展するのです。

また、放火や不法投棄、害虫・害獣・犬猫などが棲みつくことによる異臭・悪臭など、空き家である期間が長いほど周りへの悪影響が増してしまいます。その結果、空き家の持ち主に十分な管理、あるいは取り壊しなどをお願いすることが必要です。

他にトラブルになる原因としては、土地の境界線に係わる問題があります。隣人との間でお互いにアピールする境界線の位置が食い違っていて揉めている、隣家の木の枝が境界を越えているが枝を切ってくれないなどのトラブルです。この際は筆界特定制度を利用するなどして正しい土地の境界線を特定し、お互いが納得する解決策を見つけることが大事になります。どちらのトラブルも、大阪市で戸建て売却をお考えの方は売却する前に片付けておくことが必要です。

 

隣人トラブルのある物件を売却する方法と注意点

大阪市だけでなく、隣人トラブルが発生してしまった時、戸建て売却も視野に入ることでしょう。とはいえ、トラブルを抱えたまま物件を売ることはできるのでしょうか。

トラブルを解消してから売却するというのがルールです。しかし、トラブルを解消できないままどうしても売却したいと思う方もおられると思います。トラブルを取り除いてもその物件自体は非常に価値があるものなら、隣人トラブルなど気にならないという買い手が現れるかもしれませんが、トラブルがあるとわかっている時は買い手も敬遠しがちです。

このような訳あり物件を売却する手段として有効なのが、売却価格の減額です。減額の幅については、トラブルの内容とそれに対する買い手の許せる範囲によって変化するでしょう。神経質な人もいれば、あまり気にしないという人もいるため、減額の値段は買い手との交渉次第になります。

また、隣人とのトラブルなどを抱えた不動産は「環境的瑕疵がある不動産」と呼ばれ、売却する時には買主にその内容を告知する責任があります。これを怠ると損害賠償を請求されることもあるため、注意が必要です。また、仲介してもらう不動産会社にもトラブルの内容は隠すことなく話しておきましょう。

 

大阪市で訳ありの戸建て売却をお考えなら地域密着型のアール・エー不動産へ

皆、隣人とのトラブルなど生じたくないものですが、そんなトラブルがいつ自分の身に降りかかるかわかりません。騒音や境界線など、最初は小さなことでも大きなトラブルにエスカレートしてしまう事例も度々みられます。

このような隣人トラブルを抱えた物件を売却しなければならなくなったときは、地域に根差した不動産会社に仲介を依頼してみましょう。地域に根差した不動産会社であればスピーディーかつ臨機応変にトラブル解決に向けてバックアップが可能です。

大阪市で訳ありの戸建て売却を検討されている方は、アール・エー不動産までお気軽にご相談ください。地域密着型で大阪市を中心に多くの実績を積み上げてきているため、大阪市のことは知り尽くしています。安心してお任せください。